SPECIAL FEATURE

SPECIAL 編集長インタビュー

家庭画報×新出版ビジネス 編集長が明かすコンテンツ最大化の手法

”夢と美を楽しむ”をテーマに、上質で豊かな暮らしをご提案するライフスタイル誌『家庭画報』。
旅行事業や商品開発など多様なアプローチを通して、多くのお客様へコンテンツの魅力を最大化してお届けしています。
『家庭画報』の多角的なビジネス展開とその魅力について、千葉編集長に伺いました。

{ こっそり教えます!『家庭画報』がブランドである秘密 }

― 『家庭画報』は創刊62周年の歴史を持つライフスタイル誌ですが、メディアのブランド力を生かした旅行事業や商品開発など、出版以外の事業も多数展開していますね。多くのお客様に愛される『家庭画報』のブランドコンセプトと魅力は、一体どんなものですか?

千葉「『家庭画報』のコンセプトは、”夢と美を楽しむ”です。上質で豊かな暮らしを楽しみたいと願う方々へ、誌面の枠を超え、様々なご提案を行っています。ブランド事業のメインスキームにあるのは『家庭画報』本誌ですが、その最大の魅力は、圧倒的なビジュアルの美しさと信頼できる確かな内容だとご評価いただいています。『家庭画報』がこのクオリティーを実現できる背景には、創刊当初から全身全霊をかけて誌面を作ってきた先輩方の絶え間ない努力や、抜きん出た編集力の積み重ねがあります。そのおかげで、”家庭画報になら”と特別に取材に応じて下さったり、扉を開けて下さる方がいらっしゃる。だからこそ、『家庭画報』でしか見ることのできない誌面を創り上げることができています。家庭画報がお客様から愛されるブランドに成長できた一番の理由は、創刊から62年かけて培った“信頼”にあります。“家庭画報の情報には間違いがない!”この信頼こそが、時代に敏感で本当にいいものを知りたいという読者の皆様からご支持をいただく、“家庭画報ブランド”の真価だと考えています。」

― 創刊当初から紡いできた読者や取材先との深い信頼関係が、現在の“家庭画報ブランド”を築き上げているのですね。多くのお客様に“夢と美”を贈る『家庭画報』のブランド事業として、雑誌出版以外にはどのような取り組みを行っているのですか?

千葉「毎月、『家庭画報』の誌面をご覧になった方から驚くほど多くの反響を頂きます。これは、取材時に編集部が感じたドキドキやワクワク感を、誌面を通して読者の皆様が感じて下さった嬉しい結果だと思います。ならば、皆様にも実際に同じ体験をして頂きたい! そう考えたことが、出版活動から派生したブランド事業の始まりでした。この美しい写真と同じ景色を、ご自身の目で見て頂きたい。この素晴らしい料理を、実際に味わって頂きたい。そんな思いから、『家庭画報』がオフィシャルツアーを企画する旅行事業が立ち上がりました。クルーズトレイン「ななつ星in九州」や、豪華客船「クイーン・エリザベス号」とのコラボツアーなどは特に話題を呼びました。また、読者の皆様とお会いして楽しい時間を共有したり、品物の魅力を直に触れて感じて頂きたいとの思いからは、イベント事業やカルチャースクール事業がスタートしています。これらの“体験型コンテンツ”では、本誌に登場する憧れの著名人に直接お会いしてお話を聞く機会もご用意しています。また、海外の一流ブランドと日本の伝統工芸を組み合わせて新しい品物を生み出すというようなオリジナル商品の企画開発や、ECサイトを用いた通信販売事業も成功しています。」

― 『家庭画報』の世界観を旅行やイベントで体験したり、家庭画報ブランドのオリジナル商品を暮らしの中に取り入れたり……。コンテンツの魅力が、誌面を飛び越えてお客様に届いているのですね。複数のプラットフォームからサービスを提供することで、お客様の楽しみ方が広がり、コンテンツの価値も最大化していると感じます。

息を呑むほど美しいビジュアルの本誌とオリジナルコンテンツ満載のWEBメディア

{ “見たことのない世界を見たい人”。ぜひ、家庭画報編集部へ! }

― 近年のブランド事業の取り組みの中で、特に反響が大きかったエピソードについて教えて下さい。

千葉「まず印象的なのは旅行事業です。今年度に催行したツアーのお客様から、”これまであらゆることを経験し、両親と世界一周の旅にも行ったけれども、『家庭画報の旅』は人生でナンバーワンの体験だった”、”よいものを厳選する家庭画報の美意識が高く、想像を超える最高の旅ができてとても満足”など、ありがたいお言葉をたくさん頂戴しました。ツアーで初めてお顔を合わせた方々の輪も自然と広がり、誌面で紹介した他の場面で再度お目にかかることもしばしば。皆様が『家庭画報』を基軸にお仲間を増やし、どんどん行動を広げていって下さることが本当に嬉しいです。また、もうひとつ例を挙げるならば、『家庭画報』と香川漆芸のコラボレーション企画です。色漆を何層も重ねた上に彫りを施す香川漆芸は、江戸時代に参勤交代の献上品として名を馳せた伝統工芸。現代ではその技をどう生かすべきかということで、編集部に香川県庁文化振興課の皆様がお見えになりました。そこで、まずはこの素晴らしい伝統工芸を多くの方に知って頂こうと、本誌が声をかけイタリアの高級シューズブランド“セルジオ ロッシ”との3者コラボを実現しました。人間国宝 山下義人先生の指導のもと、8名の香川漆芸作家が婦人靴のヒール装飾に挑むという試みです。こうして誕生した両洋の美を湛えた世界にひとつだけの靴を、『家庭画報』本誌で紹介し限定販売。テレビや新聞にも取り上げて頂き、大きな反響を呼びました。さらにこの取り組みは、政府が後援する“ふるさと名品オブ・ザ・イヤー”の地方創生賞を受賞するなど、誌面掲載後も長きにわたって世の中の注目を集めました。」

― コラボ作品の販売額は、全て香川漆芸の若手育成資金に寄付されたのですよね。また、作品の一部はその後セルジオ ロッシ美術館に収蔵されたと伺いました。この取り組みは、メディアとして文化創生の一端を担う『家庭画報』にしかできない、ビジネスの枠組みを超えたひとつの文化事業という印象を受けます。このように多様な事業展開を想定しながら、雑誌という最前線で“家庭画報ブランド”を創り上げていく。千葉編集長にとって、この仕事の一番の魅力は何でしょうか?

千葉「編集者はいつも世の中にアンテナを張って、いち早く新しいもの、いいものを感じ取り、最良の方法でその魅力を読者にお届けする仕事です。特に『家庭画報』の読者の皆様は、上質で豊かな暮らしへの感度や情報量が人一倍高い方々ばかり。だからこそ、誌面もそこから派生したブランドビジネスも、そのような方に満足して頂ける“ハイレベルな編集”をしなくてはなりません。私自身も世界文化社に入社した時から、普通に生活していたら見ることのできなかった素晴らしい世界をたくさん見せて頂き、人に会わせて頂き、とにかく驚きと感動の連続です。毎月の誌面創りを通して自分自身も研鑽を積み、仕事に飽きたことがないことを幸せだと思っています。いつもそうして新しい扉を開き、誌面という垣根を飛び越え、気がつけば自分たちが創ってきたものが“文化”の一端になっている……。ここには、美意識とたくさんの物語がつまっています。家庭画報編集部では、そんな他にはない仕事があなたを待っていますよ。」

香川漆芸とセルジオ ロッシのコラボを実現!

編集部に潜入!

創刊62年の歴史を持つ家庭画報編集部。現在は総勢18名の社員が社内外のスタッフと力を合わせ、誌面を編纂しています。ファッション・美容・読み物など、特集記事の分野ごとにチームに分かれ、一人ひとりが企画立案から誌面校正まで全ての編集工程に関わります。編集長曰く、編集者は“新しい扉を開き、文化を紡いでいく仕事”。文化の創生に立ち会いたいという想いを持った皆様、ぜひ家庭画報編集部の門を叩いて下さい。

家庭画報編集部 編集長 千葉 由希子 Yukiko Chiba

PROFILE

女性誌の編集職や通販カタログの企画制作職を歴任後、WEBメディア
「家庭画報.com」編集長に就任。その後、家庭画報編集部 編集長代行を経て、2018年10月より現職に。2人の子どもたちを育てながら、家庭画報ブランドの主柱を担うペーパーメディア編集長として活躍中。
『家庭画報』公式サイトへ 【家庭画報.com】

皆様の毎日に特別な感動を届けいたします。
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