SPECIAL FEATURE

SPECIAL 編集長インタビュー

Begin×新出版ビジネス 編集長が明かす新ビジネスの舞台裏

こだわる男の”モノ&ファッション”をテーマに、「価値あるいいモノ」を発信し続けるメンズ誌『Begin』。
創刊30周年を迎えた今、ECサイトの運営やオリジナル商品の企画開発など、ペーパーメディアの枠を超えた新しいビジネスを
多方面に展開しています。『Begin』が牽引する“新出版ビジネス”の舞台裏やその面白さについて、光木編集長に語ってもらいました。

{ 業界もビックリ!? のコラボが実現!『Begin』× 横浜DeNAベイスターズ「+B」 }

— 2017年、横浜DeNAベイスターズが手がけるコンセプトショップ「+B(プラス•ビー)」の商品開発を、『Begin(ビギン)』がプロデュースして話題を呼びました。球団の選手が実際に使用したボールを解体し革パッチとしてあしらった「ボールパッチデニム」など、ビギンならではのこだわりが詰まったスペシャルアイテムが多数誕生。コラボ商品は『Begin』誌上で3号にわたり特集され、「プラス・ビー」の店頭やオンラインショップで販売されました。今回のプロジェクトは、どんな点が新しかったのでしょうか?

光木「“なんでモノ&ファッション誌の『Begin』がプロ野球とコラボ?”。横浜DeNAベイスターズとのコラボレーションは、そんな誰もが抱く既成概念からの脱却、ここから始まりました。球団が運営する“野球&横浜”がテーマのショップ『プラス・ビー』。その限定別注品の開発をビギンがプロデュースしたのですが、クライアントから“タイアップ”の広告出稿料を頂くというような従来のビジネスモデルに加え、商品開発の“プロデュース”を行うという、ビギンの新たなビジネス展開を構築することができました。」

— 商品の製造には、『Begin』誌上でおなじみの人気ブランドが多数参加していましたね。ビギンが商品企画を担うことで、「プラス・ビー」のコンセプトを体現する夢の限定アイテムが生まれたわけですが、店頭での反響はどうでしたか?

光木「2万4800円で販売した『ウエアハウス』製のボールパッチデニムは、アパレル業界人も驚愕! の発売2週間で80本以上の売り上げを記録。その後まもなく完売御礼となりました。トートバッグをはじめとする『ポーター』製アイテムも、シリーズ合計500個以上を売り上げるなど予想以上の反響を呼びました。“モノ好き”な『Begin』のロイヤルカスタマーはもちろん、“今まであまりモノにはこだわりがなくて……”というスタジアムに訪れる野球ファンの方々にも、モノにこだわるビギンの精神を伝えられたかな、と思っています。」

”球団関連商品の企画開発をプロデュース!

{ アイデア次第で可能性は無限大!一緒に“楽しい”をマネタイズしよう! }

― 出版業界を取り巻く環境は日々変化していますが、雑誌編集者に求められるスキルやアイデアも以前と比べ変わってきているのでしょうか?

光木「“雑誌編集者”といえば、いい本作りに没頭する、というのが旧来型。今では商品企画にEコマース、WEBメディアにSNSと、紙のみならずいろいろなエディット力が求められています。ただ逆に考えれば、雑誌作りをベースに、さまざまな企画を2Dから3D展開できる! とてもいい時代になったとも言えます。我が編集部でも雑誌という枠を超え、『Begin Market』というECサイトを運営していますが、雑誌『Begin』だからこそできる! というポテンシャルを存分に生かした商品企画は、手前味噌ながら大好評。完売商品も多数生み出し、新たなマネタイズの柱として不可欠な事業へと成長しています。」

― 編集者がメディアのブランド力を生かしてオリジナル商品を企画開発し、オンラインで販売まで行っているのですね。“編集”とひとくちに言えないほど、マルチな仕事にチャレンジできる時代。光木編集長が感じる、この仕事の面白さってどんなところでしょう?

光木「メディアに身を置く人間として、“ブランドとブランドを繋ぐ架け橋”に。そして“トレンドを創る”という誌面編集力を生かし、読者の“欲しい!”をカタチにする……。前述したように、2Dから3Dに表現方法が変わっても、読者=カスタマーに対し“欲しい!”を提供するという編集者としての基本姿勢は変わりません。“好き”を仕事にして、“楽しい”をマネタイズする。これぞ新時代の編集者としての醍醐味! こんなシアワセな仕事って、他にあります?(笑)。私自身そう思いながら、気がつけば編集者人生早18年(長っ、笑)。今でもフレッシュな気持ちで日々仕事に励んでいますし、こんなに楽しいことを仕事にしていいのだろうか? なーんて、今もなお心から思っています。たくさんの“おもしろい!”を創りたい! なんてうずうずしているアナタ! パッションに溢れた部活のような編集部に、一日でも早く来ていただきたく思っています。」

オリジナル商品をECサイトで販売!

Begin編集部に潜入!

社員の座席を固定しない“フリーアドレス制”を導入した編集部オフィス。オープンスペースをスタッフが自由に行き来し、日々“新しい”アイデアを生み出しています。編集者というと「紙の仕事」のイメージが強いかもしれませんが、アパレルブランドとコラボしてオリジナル商品を開発したり、WEBメディアの展開やイベントの企画を考えるなど、雑誌作りのみならず業務は多岐にわたります。

Begin編集部 編集長 光木 拓也 Takuya Mitsuki

PROFILE

1977年生まれ。Begin編集部副編集長を経て、2017年10月より現職に。
横浜DeNAベイスターズ+Bの商品プロデュース事業を立ち上げるなど、ファッションとプロダクトへの熱い思いでBeginブランドの新事業を多数牽引している。
『Begin』公式サイトへ 【e-Begin】

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